デジカメの苦悩 part2
前の記事の続きですが
最近非常に気になっているのは、フォーマットの問題。
レンズが使い回し出来る出来ないとかそういう話ではなく
色々と手を出してきて思った事として
やっぱり換算しても例えば17mmは17mmなんだということ。
DP1は約17mmであるが、35mmフィルムでいうところの28mmに比べ
明らかにパースペクティブ効果が感じられる。
私が35mmという焦点距離に求めているのは
”目で見た感じがそのままに近く撮れて
かつ50mmのようにひききれない事のない画角”
であることなのだな。
パッと見て手前に建物、後ろに木があって
その先に白い月が浮かんでいる状況を見て撮っても
その月は白い点となってなんのアクセントにもならないんですよ、DP1だと。
けど望遠を使ったら当たり前だけど一部しか入らないし背景デカ過ぎ。
見たまま撮れる、これ、スナップ派には重要な事だと思う。
それがE-P1で実現出来るのかどうか。
それを考えると
中判で換算値35mmを使えばもしかして一番いいんじゃない?
というのを最近感じ始めている。
例えばハッセルだったら換算35mm相当は60mmとなる。
明るいf3.5や4のレンズだと、その60mmという焦点距離だと
35mmと違い、被写界深度が浅いので
ソコソコ背景をぼかすことも可能で、かつ引き寄せ効果もそんなに無い。
あるいはレンジファインダーの明るい35mm。
レンズはデカイがf1.2なんてのもコシナであるし。
そう考えるとE-P1なんか考えるより買うべきモノは他にあるような...。
いづれにせよ
まあ今新しい機材買えるような資金は無いので(T_T)
検討するのは半年先かな。
仕事じゃないんだから
デジカメは時間が経つと値下がり率も高いことから
デジタル機器は
”人より一歩後ろを”行くのがいい
という考えなもんで。
あ、ココ読んでる人にはすぐわかることですね。
あ、なんかiPhone3GSと同じ傾向になってきた...。