いじりゃー RETURNS

以前はてなダイアリーで書いてたのですが出戻ってきました。

初代NANOTEにKona LinuxのXubuntu版、KLUE5.0をインストールしたい

初代NANOTEはMMCが64GBでデュアルブートには手狭なので
以前BASIXを単独インストールしたもののYouTubeはビープ音して止まるし
タッチが出来たり出来なかったり、タッチスクロールも出来ないとか
とても使い辛くてWin10の方が多少反応鈍くてもマシなので戻しました。
なので今回はまずmSDに入れてみようといろいろ試しましたが
どうやってもSDからブート不能だった。P8はいけるみたいだけど。
次に余ってたSSDをDockingStationに入れて
TypeCで挿したときだけ外部起動出来るようにしてみたのだけど
ケーブルを抜くとNANOTEの起動順が戻って
起動するためにチップセットからMMCを見えなくよう切り替えて起動順を入れかえて
というとても手間な手順を毎回繰り返さなければならず断念。
(それをReevoに挿せば一度BIOS画面で切り替えればすっと立ち上がる)
Win10はReevoでいいので以前のBASIXでの懸念点が気になりましたが
もう一度単独インストールにトライすることにしました。
イントールと設定に当たって沢山のサイトを参考にさせて頂きました。
特に下記の記事のおかげで無事インストと設定が出来ました。
先人達に感謝しつつありがたく活用させて頂きました。
NANOTEはファンレスで小さくてオーディオにはうってつけなので
今回は音質重視のディストリ、かつ好みのxfceのデスクトップが使いたい。
その辺を考慮した結果、KLUE5.0をインストールすることに。

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RufusUSBメモリに焼いて立ち上げて画面横向くけど起動させて
ディスプレイ設定を出して回転させてカスタム倍率0.6倍にして
WiFi繋いで普通にインストール。
だけど100%grubがエラーで入れられないので
そのままSynapticを立ち上げてそこから改めてgrub-amd64-signedと
shim-signedをインストールしてやると意外と普通にインストール出来たが
それでは起動しなかった(BIOSの設定の問題の可能性あり)ので
Boot-Repair64bitをRufusUSBメモリに焼いて一度リペアをかけると
素直にリペアが完了したので再び起動してみるもダメ
ココでまたBIOS画面から5ch情報通り

「Chipset → South Bridge → LPSS & SCC Configuration 
  → SCC eMMC SupportをDisabled
  Save Changes and Exitで一旦BIOS終了
  当たり前だがeMMCが無くなるのでブートデバイスも無くなる。
  SCC eMMC SupportをACPI modeに戻してSave Changes and Exit
  Boot Option Prioritiesでubuntuを上にしてSave Changes and Exit 」
 
というパターンで切り替えてやるとKLUE5.0が立ち上がってくれた。
(これ以前にパテコピーやら色々試して起動しなくなっていて
起動順入れ替える時点でなぜかAndroidIAとかいうのが
上になっていたのが原因かもしれない。Aidroidは入れてないが)
ここから各種設定を。
ディスプレイは上記のように設定から回転と倍率で変更する。

次にタッチパネルを何とかする。
以前BASIX入れた時に困ったのが
タッチが出来たり出来なかったりと挙動が安定しない事。
以下の記事を参考に

https://blog.goo.ne.jp/cinemaesprit/e/661773e638e2cea77bbfe71960c33a2e

「これでタブレットモードも完璧なんて思っていたが、どうもタッチが認識しない場合がある。
 これは困ったことになるはずだったが、5chにその解決策が書かれていた(ホッ)。
 ーーーーーーーーーーー
 【ドン・キホーテ】情熱価格PLUS NANOTE(ナノート)5冊目
 383 名前:[Fn]+[名無しさん] [sage]: 2020/05/14(木) 02:36:06.73 id:azEInEVG
 linuxでタッチパネルが動いたり動かなかったりする件、直せた。原因はbiosが適当過ぎて
 コントローラをちゃんとinitできないからみたい。

 準備として、acpi_call kernel moduleをインストールしておく(ubuntuだったらacpi-call-dkms)。

 起動後に、

 # modprobe acpi_call
 # modprobe -r goodix
 # echo '\_SB.PCI0.I2C6.TCS1.INTO 0' > /proc/acpi/call
 # modprobe goodix

 これで確実に動く、と思う...
 ーーーーーーーーーーー
 実行して直ったが、再起動すると/proc/acpi/callが消えているためかタッチができなかった。
 なので上のコマンドを/etc/rc.localを作成して記述した。」

 

この通りにしたら何度もインストールした際に
確実にタッチ出来るようになってたが
今回のイチからインストールの際にはしなくてもタッチできていたので
必要かどうかはわからないが一応やっておいた。

次にタッチパネルの回転。
以下の記事を参考に

http://bluearth.cocolog-nifty.com/blog/2019/12/post-e5f4f1.html

Homeの".profile"に直接以下を記載したら回って起動時から使えるように。

# タッチパネルの回転
#!/bin/bash
xinput set-prop '16' 'Coordinate Transformation Matrix' 0 1 0 -1 0 1 0 0 1
 
上記の”16”はxinput listでgoodixのタッチパネルの項目に書いてある
IDの数字を入れるのだけど、これがUSBで繋いでいる機器によって
起動時に変わってしまう。なのでTPlinkのみ繋いで起動したあとに
ハブ等繋ぐようにしないとタッチパネルが回転してくれなくなります。
環境によって適宜書き換えてください。
タブレットモードとか使うなら上記の記事のように
スクリプトとか作ってデスクトップに置いておくのがいいかも。
私はタブレットとして使うことはないのでしてない。
 
タッチパネルが使えるようになったのでスクロールとかも使いたい。
すべての場面で使える訳じゃないけどfirefox上と
それ以外でもなんとなく使えるものもあったりするので
以下の記事の通りにしただけで済ましている。

https://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0728

に書いてある方法

 「現在のFirefoxはタッチパネルによるスクロールはデフォルトで非対応です。環境変数
「MOZ_USE_XINPUT2=1」を設定すると、タッチパネルによるスクロールができるようになります。
オフィシャルバイナリを置き換えた場合
「~/.local/share/applications/firefox.desktop」から起動するので、
これを書き換えるのが手っ取り早いでしょう。具体的には
Exec=/home/ikuya/firefox/firefox %u
の行を、
Exec=sh -c "export MOZ_USE_XINPUT2=1;/home/ikuya/firefox/firefox %u"
などとしてください。もちろんホームフォルダーは書き換えずそのままとしてください。」
 
こちらの記事の通りに「やってしまった」が
KLUE5.0はsnap版じゃなくバイナリ版が最初からインストールされているので
抜く必要がなかった。
なので"firefox.desktop"の場所が違うかもしれません。

初代NANOTEは無駄に金属筐体を採用して
ファンレスででっかい銅板が中に入っているのにアンテナの配置が悪いのか
WiFiが少しでも離れているととんでもなく遅い。で5G帯にも未対応。
使い辛いのでTPlinkのnanoを挿して使っています。
そのドライバを入れる。これはもう下記の記事記載通り。

 https://tech.nosuz.jp/post/2021-09/ubuntu_wifi/

この通りにやればネット環境も速くなりました。

そしてKLUE5.0でもBASIX入れたときと同じように
YouTube再生をすると5分位してから「ビーッ!」とビープ音が鳴ってグルグルしだす。
放っておくとまた再生が始まるがまた5分ほどしてビーッを繰り返す。
音も大きくでとても見ていられない。これを何とかする。
以下の記事を参考に
 
https://yozakuragum.info/lubuntu2204-beep-movie/
 
 「同じような症状の人が見つからず、苦労しましたが、近そうなのを発見。
  →After a few minutes of audio/video playback computer starts beeping – 21.10
  Asus T100TA : Ask Ubuntu
  /etc/modprobe.d/alsa-base.conf に

  "options snd_sof sof_debug=1"

  を追加すればOKとのこと。
  これを追加して再起動したら、動画再生中にビープ音が鳴らなくなりました。
  
上記の場所に該当するファイルがなかったのでエディタで作って
放り込んで再起動したら本当に治まりました。ありがたい。
後日、動画視聴中にBTスピーカーを接続すると動画がグダグダになる症状が出たので
切ったら戻る)調べてみると、上記よりも
options snd-intel-dspcfg dsp_driver=2
と記載する方が良さそう。こちらではBTスピーカーを繋いでもスムーズ再生。
環境によってどっちか試してみてもいいかもしれないです。


あとは私の場合キーボードのカスタマイズが必要と思っています。
特にAの横のCapsは入力中に切り替わってしまうのでとても困るのでTABと入れ替えたり
最上段のファンクションキーが肝心のF9、F10だけFnキー押さないといけないのは
すこぶる使いづらい(半角英数に変換するので)。
BSキーは上部角に手が伸びるとかその辺をカスタムしたい。
これは以下の記事を参考に

https://honmushi.com/2019/01/18/ubuntu-xkb/
 
この通りに作っていきます。私はVimとか苦手なので
GUIで普通にフォルダ作ってMousepadでファイル作って、ってしてますが。
すべて作ったあとに.bashrcに書いて、と書いてあったのでその通りにしたのですが
これだとターミナルを立ち上げないとキースワップが適用されないので

# keyswapファイルの読み込み
#! bin/sh
xkbcomp -I$HOME/.xkb ~/.xkb/keymap/mykbd $DISPLAY 2> /dev/null

上記の内容をエディタで書いて"MyKeyswap.sh"名でHomeに保存して
またもやファイルのプロパティから実行権限を与えて
設定〜セッションと起動の自動開始アプリケーションの項目で下の+を押すと
アプリケーションの追加でコマンドから上記のスクリプトを指定して
適当な名前と説明つけて保存すれば再起動したら
キースワップも初めから機能するようになりました。

音楽再生もファンレスで影響しないしバッテリー駆動で結構持つし
デジアンの上に置いてても邪魔にならん程度の大きさ
WinではデジカメのファイルをNASの日付フォルダに振り分けるのも
いちいち構ってやらないと出来ないアプリしか見当たらなかったのと
TVやNASのHDDがトラブった時、HDDをまるっとコピーしたい時とかに
にどうしてもLinuxが必要になる場面もあり
仕事マシン以外の一台をどれかLinux化したいと思っていたので
初代NANOTEはうってつけでした。
BASIX単独インストールした時はどうしようもなくWinに戻しましたが
今回色々時間かけて調べて試してを繰り返したおかげで
自分的にはNANOTEもKLUE5.0で実用的になりました。
同じような事を考えている方の参考になれば幸いです。

ココではクルマについてはほぼ書いてないのですが

現在ジャルディニエラに乗っているのですが

ジャルディだけだとどうも行動制限が多くて困っていて

ちょうど定期預金の満期を機に乗り換えか増車か迷った挙げ句に

超低予算で13年落ちのゴルフワゴンを増車したのが3年10ヶ月前。

4年乗れたら御の字、と思っていた。

実際車検時にオイル漏れは指摘されていて

ただ大した量ではないので放っていた。

でご多分に漏れず欧州車特有の天井生地剥離で

垂れ下がってきていたのを板で支えていたり

内装ゴム塗装の加水分解も進んでいたし

エアコン吹き出し口から加水分解したウレタンスポンジが

時々飛んできたりとまあ、16年落ちだと仕方ない事ではあるが

まだ6万キロちょっと。

運転はほんとに楽だししっかり走るし

直して乗り続けるかを考えていたのだけど

カミサンと何台か見に行った結果、乗り換えを決断した。

しかし超低予算ではないものの

自由に選べる金額ではない辺りでの車探し。

ファミリーカーなので条件として

キャンプに行く荷物を乗せられる事

 雪山にも行けること

 出来れば5人は乗れること

 ゴルフワゴンより燃費がいいこと

 高速がラクなこと

 駐車場の関係でデカすぎないこと

で最大は

 

 「カミサンが気に入る事」。

 


そこで色んな条件から

それなりに自分の乗ってみたい気分も加味して選んだのが

 

 ゴルフヴァリアント (現状維持方向)
 ゴルフトゥーラン   (完全ファミリーカー)
 先代後期XーTRAIL    (キャンプと雪山シフト)
 先代ミニクラブマン (乗りたい気持と積載の折衷案)

 

の4車種。バラバラだけどまあそんなに外れてない。

カミサンに伝えてとりあえず見に行ってみようと。

その中でトゥーランはカミサン的に好みではないそうで

(ワンボックスとかミニバンはあまり好きではないらしい)

結局見に行かず候補から外れた。

ゴルフヴァリアントは5、7と見に行ったが

5は低走行車だが前車の経験から古いのがネック

6は5とシャーシーが変わらず設計が古いので保留

7は良かったけど予算オーバーなので

8が出たところなので出物待ちで保留。

今まで欧州車ばかりだったので日本車にしようかという気分もあり

X-TRAILは自分的には最有力候補だったのだけど

予算内のは10万キロ未満のモノは皆無で

見に行った車もボンネットの塗装ハゲが気になり

売店の条件も悪くないけどなにやら引っかかる感じが否めず保留。

レガシィやらエクシーガ等も検討したが

カミサンが酔いそうらしく却下。

X-TRAILを見に行った時に

たまたまBMWミニ専門店の前を通ったので帰りに見に行った。

そこで見たクラブマンの本皮シートの子が

とてもとても気になった。

内装カッコエエ。

クラブマンの特有のリアゲートの色は好きやないけど

形は3ドアのモデルより好み。

観音開きリアハッチは

正直キャンプの雨撤収とかではマイナス要因だがカッコはいい。

もう惚れてしもた。

またその店が気に入ったのもあり

もうそのクラブマンしかない

これから整備するらしかったので

整備の取捨選択で予算を抑えることも出来そう

走行距離も過走行ほど走ってはないし

と完全にその気だった。

だがカミサンは


 「クラブドアは乗り降りし難いし

  シートベルトにいつか足を引っかけて転けそう。

  運転する人は後席の事をあまり考えない。

  4ドアがいいの!」
 

とバッサリ。

振り出しに戻った。

ゴルフヴァリアントで決まりか

でも5・6は前述の理由で7にしたいが

予算内のを探すと関西には過走行のモノしか無く

良さそうなのは名古屋界隈と横浜と埼玉。

当たり前だけど諸費用が嵩むので

そこのところで予算が...

店頭納車前提で色々と考えたが

色的に好みではなかった事もあり保留。
 

自分的にはクラブマンに未練タラタラ。

でもカミサンの気持ちに変化は無く。

その時に思い出したのがあった。

クラブマンを調べていて見たブログ。

その人もクラブマンが欲しかったらしいが

家族の手前クロスオーバーにしたものの

未練がありクラブマンに乗り換えるべく

西から関西にクラブマンを見て回ったという記事。

結果その人はクロスオーバーが自分の理想のクルマだったと気付き

カスタムを始めていて、とても楽しそうな記事満載だった。
 
そして新しくウチにやってきたコ。

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本当はクーパーSでないとパワーが

といったネガティブな話しか出てこないので悩んだのだけど

クーパーSは探し回ったが

クーパーよりおおよそ25万ほど相場が高く予算オーバー

ALL4なんか言わずもがな。

クーパーDも同様なのと過去のディスカバリー時代の経験から

どうもディーゼル自体に気が進まない。

実際乗っていたゴルフワゴンも以前に乗っていたニュービートル

ターボ付で不満のないパワーに満足していたが

長く乗っているとどうしても燃費が気になって

アクセルの踏み込み方に気を遣ったりしてた位だから

クーパーSの良さが無意味になりかねん、と自分を納得させた。


ミッションはジャルディが当然MTなので

日常のクルマはATが良かったけど

関西で予算とかろうじて走行距離が10万キロ超えてないもので選ぶと

MTのコイツしか居なかった。

ただ結果的にはこのMTのお陰でエコカー認定(ATは違うらしい)

なので税金が13年経過後も上がらないらしい。

これはとても大きい。

 

またこのクルマの装備も魅力的だった。

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自分が最初に乗ったVW日産サンタナにはサンルーフが付いていて

ほぼ年中空けて走る位だったのに

その後は中古では巡り会えず

新車購入だったディスカバリー

上位モデルとの差別化でオプション追加も出来ずで

結局ずーっと無かったのでサンルーフ付きが乗りたかったのと

初めてクロスオーバーを見に行った時に

ゴルフワゴンと比較して

とにかく窓が小さくて閉塞感が強くて上にも窓が欲しかった。

でも本当の理由は 

 
 ゴルフワゴンで落ちた天井が無い。
 

こと。二代目BMWミニは落ちたのはきかないらしいが。

雨漏りが若干心配なので排水口のつまりはチェックが必要かも。
 
正直なところ

周りにクラッシックミニに乗っておられる方も居て

実際自分も一度本気でクラッシックミニを探してた時もあって

そういう本も買って読んでいたりして

今チンクのジャルディニエラなんかに乗っていると

新チンクはそれはそれでイイなぁとは思うものの

500Xや500Lに至っては

ナゼにデザインを変えてまで500に拘った?別のクルマやん

と思ったりしたので

ゴーカートフィーリングとかミニマム感とかの良さを

すべて失ってまで無理からミニに寄せたデザインなだけの

クロスオーバーってどうなの、と思っていたし

また思われているだろうクルマに乗るっては微妙だ

とも思ったのは事実。

しかし上記の方のブログを読んで

気持ちが変わったのと

実際一ヶ月半ほど乗ってみて感じたのは

ゴルフワゴンに乗り出した時と同じで
 
 もうこの先このモデルを乗り継いでいけばいいかな
 
という気持ち。

ディスカバリー乗ってた時には思わなかった。

ナンボいっても低予算なクルマ選びだったので10年落ちで

これからどれだけ壊れて修理せなあかんようになるか

が気がかりではあるのだけど

とりあえず初っぱなの満足感は日に日に増している。

カミサンも後席がスライドするおかげで

先代のゴルフワゴンよりも足もとが広く出来て

足も組めるし後ろにもサンルーフがあっての開放感とで

とても満足しているらしい。

ファミリーカーとしては上出来上出来。


他人にどう思われようと自分が満足ならいいよね。

今時のモバイルギア事情


今時のモバイルギア事情とは言っても、今時のガジェットの話ではない。正真正銘モバイルギアの話。お若い方には用のない記事です。お間違いなく。
ここ2017年春には今まで日本でしか需要のなかったようなPDAが立て続けに発表されてワクドキの止まらない私ではありますが、なんせ小遣いのない身分にはおいそれとクラウドファウンディングにさくっと投資など出来るわけもないので、気持ちを抑えつつ、お気に入りのガジェット類を取っ替え引っ替え使うことで気を紛らわせていたりします。しかし、別に後ろ向きになっている訳でもなく、前向きに使いこなす方法を常日頃考えているわけです。その一環がコチラ。


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もう発売から二十年弱が過ぎようかという勢いのモバイルギア2という、今は誰も知らないWindowsCEなんてOSを搭載したれっきとしたPC(言い過ぎか)。ネットに繋ぐ術はもう、WiFiカードか有線LANなPCMCIAカードを使う位しかないのだけど、セキュリティの関係でメールすら送れない状況になり、もう本当にワープロとしての余生を過ごすのみとなっているので、そらもうPomeraDM100やら200の方がずっと価値があるのですが、見易いとまでは言えないが目には優しいモノクロ液晶、かつゆったり打つには今時にはないそこそこあるストロークと柔らかいキーボードの感触がなんだが文章を打つという行為を癒しに換えてくれるような気がする、とてもお気に入りの端末。PCカードで変換してmicroSDを挿し換えてスマホに取り込む、という単純かつ確実な方法もありますが、時代は進化しているので、今時のモノで武装することも可能になってきているのです。
写真を見ていただくと一目瞭然。R330に関しては、写真にあるようなSDHC対応のPCカードを用意さえすればフォーマット次第でSDHCを有り難くも認識してくれるので、32GBまでのSDカードなら普通に使える。ちなみにドコモバ2だと2GBでパーティションに区切ってモバギでフォーマットしてやると使えたりしますので案外簡単に容量を増やすことが出来ますが、テキスト以外にやりとりする事のない端末には猫に小判です。ただ今時2Gのメディアを探す方が大変なので覚えておくと案外応用が利いたりします。でその、SDカードが外側から見える形のPCカードを使うと、難なくFlashAirのWiFiの電波も飛ばしてくれます。
そこでスマホ(アンドロイドですが)にFolderSyncを入れておいて、WiFiをFlashAirに繋ぎ換えて同期ボタンをポチットナすればサクッとスマホに取り込んでくれます。そこでこんどはType apadという、とても有り難いアプリでそのフォルダを開くと、なんということでしょう、ShiftJISでもサッと開いてとっととシェア出来てしまいます。このType apad、選択範囲だけのシェアとかも出来ちゃいますのでダダーッと 文章を打って、ツイッターだと文字数で分けたり、或いは部分だけシェアとか出来るので超絶使えてかつ超軽量なのでホント便利です。話題にならないのが不思議で仕方ない。
この二つのアプリとFlashAirのお陰で20年近く前の端末でも差し替えたりすることなく文章を転送出来たりするわけです。以前はFlashAirで直接Dropboxにアップロードするスクリプトで、書いて保存したらスマホで開けるという夢のような環境を構築できたのですが、Dropbox側の変更なのかなんなのか、そのとても有り難いスクリプトが動かなくなってしまい失意のどん底でしたが、気を取り直して少し手間ですが上記のような方法で、未だに現役で文章を打つ端末として、十分役に立っています。
同じような大きさでVAIO TYPEPも使っていて、BASIXというUbuntu系のOSのお陰でモバギよりも使える事は間違いないのですが、ストロークの浅いキーボードが時に疲れてくる事もあり、そんなときにモバイルギアはとてもいい癒しとなっております。
冒頭に書いたように、ワクドキな端末が目白押しなので心落ち着きませんが、年月で羽根をもがれて羽ばたけなかったモバギが、2017年の今、まだまだ使えるんだよという生存報告でした。

E-inkなandroid、BoyueT62Dをタブレットとして半年使ってみた。その3

自分なりに対策をしてみた。

まず1のケース

どのみち純正のケースを使ったところで閉じてスリープ、という機能は無いので、自分は角がゴムで留めるタイプのKindlePaperWhite用のモノを買って使っている。電源スイッチが端部なのでゴムタイプでないと押せない。でも替えてからはかなりお気に入り。

Img_0009

 

 

2のライトは仕方ないので最低でも3目盛り位にして使っている。

 

問題は3のE-inkの特性である遅延。

ディスプレイの遅延、CPUの動作速度の組合せで仮想キーボードの入力でかなり困ったことになる。Google日本語入力をはじめとしたMOZCエンジンのキーボードは重くて辛い。入力を続けているとほぼ毎回取りこぼしがでて、その都度戻って入力やり直しが発生、イライラして入力どころではなくなる。ATOKは他のブログを見てもらえばわかるが物理キーボードを繋いでもキーボード画面が引っ込まず使い辛いのと仮想キーボードの配列に慣れられず。なので何度もお試ししてみたがイマイチ使う気になれず。今のところ一番使っているのがOpenWnn Qwerty。軽くて多少バカだが仮想キーボードの配列も悪くない。仮想キーボードで入力するときには一つ一つ押したのを確かめるように入力していくとなんとか入力できる。それでも以前使っていたTabletPには遠く及ばない。物理キーボードをつないだ場合はかなり速く入力出来るが、変換候補の表示がチラチラして、カラー液晶ではあまり気にならなかったがE-inkのソレは想像以上に鬱陶しい。なので物理キーボード時は「みんなの顔文字キーボード」を使っている。これは予測変換を切ることが出来て変換の為にスペースを押して初めて表示する、ワープロ時代からの変換スタイルに出来る。コレはかなりスグレモノ。ただ入力して変換をすると、表示するまでも0.5秒のタイムラグがあるので、入力してスペースを押して、一呼吸おいて変換候補を表示して決定、入力を再開、となるので自分の入力のペースが乱されてなかなか馴染めない。それと、コレはOTGケーブル周りの不具合かもしれないが、キーボードが時々チャタリングなのか、連続入力が続いてBSで大幅に文章を消してしまったり、また同じ文字が20コ位入力が止まらず、とかいう事態が複数のキーボードで起こってちょっと使うのに抵抗がある。Bluetoothも使えないし...Boyueをポメラ代わりにするのは正直諦めた。カメラが無いのでQR読めず、Pomeraをテキスト入力してもMicroSDでしか移す事が出来ないが、Link2SDを使っているため稼働中に抜くのはちょっとし辛い。その為今はTYPE Pを結局持ち運ぶ事になってしまった。かえって重くなったかも。

 

4つ目のスクロールに関して。

BoyueT62Dはスクロールはしない方が正解。なのでページ送りボタンがあるので、積極的にソレを使うようにアプリを片っ端から入れたり消したりして試した。基本的には広告が表示されるアプリはページ送りボタンが効かない事が多い。Firefox、ついツイ、fast for Facebook、はむーんなどは画面を一度タッチするとページ送りが効いてくれたりするのでよく使っている。Pocketは効くがページ送り時に何行か飛んでしまうので、Pocketのページ送り機能を使うといいようだ。

 

5の白紙アラートについて。

これはもう、想像力を豊かにするしか対策はない。諦める。

 

6の待機時のバッテリーの減りの早さについて。

どうやってもダメで、元々入っている機能すら効いてないようだ。ほっておくと平気で一晩で2~30%減ってる。E-ink端末の意味がない。手動でオンオフを切り替えるしか方法はない。仕方がないのでWiFi State+というのを入れた。これでメニュー欄に表示されるので押して切り替えている。しかし時々忘れて大きく減る。使っている時にはそれほど減らないのでスリープで減ってるとガッカリするので、基本的にオフで使うもんだと考えるようにする。

 

7の非対応アプリの多さについて。 

以前使っていたTabletPでAppを入手しといて手動でアプリをインストールすると動作するものも多かった。しかしTabletPを文鎮化してしまったのでその手が使えなくなった。仕方なくPCにAndroidエミュレータを入れて使っているが使いにくいのでX86バージョンをPCに導入するか検討中。

 

以上のように色々と対策をして、なんとかかんとかタブレットとして使えている。ただE-ink独特の色反転とスクロールのカクカクと点滅しながら表示するのが、特に入力時に変換候補の表示で起こるのがボディーブローのように効いてきて、時々使うのが億劫になることもある。iPhoneばかり使っている事もしばしば。なので読書端末としてではなくタブレットとして使った場合に、目には優しいものの、どうも目ではないところが疲れる気もせんでもない。読書中心の方には全く問題ないだろうし、iPhoneなどでググったモノをPocketに追加してBoyueで読む、というのがこの端末に向いている使い方な気がする。

 

結論的にBoyueT62Dのタブレット使いはイケてるか?と訊かれたら

色んなアプリでの読書、PDFの書類の閲覧、Pocketに溜めたモノの閲覧、などやはり活字を読む端末としてAndroidなE-inkはメリットはある。

でもソレ以上を求める端末ではない事は確かだ。私はコレで長文を書いたりしようとは思わない。変換の賢さはあまり気にならない自分にはPomeraやモバギ、TYPE Pを使って入力するほうがよっぽど楽です。

気に入ったかどうか、と言われたら、モノクロ端末は好きです。もしも次買うとすれば、反射型モノクロTFTの液晶搭載のAndroid端末が出てきたら買います。

 

でもまだまだ使いますよ。

E-inkなandroid、BoyueT62Dをタブレットとして半年使ってみた。その2

元々読書用の端末である。

本来の読書端末としての使い勝手は申し分ない事を先に断っておく。

ただ高性能ではないのでKindleなどのアプリは重くて使い辛いらしいが。

 

タブレットとして使うためにランチャーをboyue純正からL launcherへ変更した。GooglePlayも一緒に入った。時計を削除してStamped BlackとZwartというアイコンパックを使ってアイコンを黒に置き換えると使いやすい。またRAMが1Gなので、大きめのものを入れるとちょっと辛い。root権限を取得してmicroSDに32GBを挿して、Link2SDを使ってアプリをストレージ側へ移動して、SD-Boosterで多少速くして使っている。それで容量的な不便はあまり感じていない。 

ではBoyue T62Dをタブレットとして使って良かった点

1 とにかく見易くて、陽が射そうが何しようがバックライトとの組合せで全く困ることがない。どこでも字が読める。

2 大容量バッテリーの割には軽く、片手持ちで見るには丁度良い大きさ。通勤には自分的にはベストサイズ。

3 ページ送りボタンなどのハードボタンが便利。

4 普通にAndroidなのでカスタマイズさえすれば色んなアプリが使える。

5 バッテリーの持ちが、使い方によってはとても良い。

このくらいかな。

次に良くない点。使わないとわからない細かい点が多いが。

1 専用のケースはダメ。ハードケースと蓋をつなぐ部分が弱過ぎで蓋をつかって立てたりがしにくい。

2 バックライトが低輝度の時のチラツキが多くて使えない。必要以上に上げないといけない。これはやはり安モンな感じがする。

3 E-inkの特性だが、とにかくスクリーンのレスポンスが悪い。遅延が0.5秒ほどあるそうだ。じわじわストレスが溜まる。

4 スクロール、ピンチ等、今時のタブレットの使い方をするとレスポンスとチラツキで画面が大騒ぎになるので誤ってしてしまうと後が辛い。

5 出てくるアラートが全く白紙状態の事が多々ある。ボタンのみ表示されるので、何を言ってるか想像してOKなりキャンセルなり押さねばならん。割と困る。

6 WiFiの設定をSleep時切る設定をしていても、全く効果がない。手動でWiFiをオフにしないと、使っていない時にどんどんバッテリーを消費してしまう。省電力設定のアプリなど、何を使ってもダメ。おそらくスリープがカラー液晶のものと違って判別できないんだろう。

7 GooglePlayをせっかく入れたのにかなりのアプリが「お使いの端末には対応しておりません」などとぬかしてインストール出来ない。 

以上7点位である。

次に自分なりの対策などを書きます。

E-inkなandroid、BoyueT62Dをタブレットとして半年使ってみた。その1

 以前から目の疲れとどんどん進む視力の低下に悩んでいた。

おそらく3年ほど深夜に暗闇で液晶を眺める生活を続けたので

一気に進んでしまった気がする。

そのせいで生活に支障をきたすまでになってきた。

まあ年齢的な事もあるのでそうしてなくてもなったかもしれないけど。

で確かにブルーライトカットの設定とかすると

目の負担が少なからずマシなので

E-inkのタブレットには以前からかなり興味があった。

でカミサンのKindle PaperWhiteを見て

さらにKindle3を譲って頂いて見易さにいたく感動して

どうしても我慢できなくなって

以前の端末に比べて性能的にもそろそろ使えるレベルだろうと

携帯性、バッテリーの持ち、ハードキー、CPUの性能などの要素を考慮して

BoyueT62DをSKTNETSHOPより購入した。

ebayや海外サイトから購入も出来なくはなかったが

送料など加味すると手間と返品などの事故のリスク考えると

かなり良心的な値段だと判断した。

専用ケースもあったし問い合わせに丁寧に返答をして頂き

とても好印象なショップだ。

Img_0008

 

しかし私はそれほど読書をしない。

全くしない訳ではないが立て続けに読む時と全く読まない時の差が激しい。

どちらかというと雑誌など読んでる方が多い。

なので最初っから読書端末として使う気なんてなかった。

とにかく見易くてバッテリーの充電を気にせんでいい

片手で持てる大きさのタブレットが欲しかったのだ。

モバイルギアとかポメラの代わりにそいつに何でも書いてける

そんな端末を望んでいたのだ。

 

つかってみて良かった点などを次回に書きます。

モリガノ号(SuperFTC)に関する記事

最近こんなブログを読んで頂いたようなので

自分も改めて見返してみると

このブログは過去記事がとても見辛いのと

タグとかを振っていないために

思った記事に辿り着けませんでした。

ですのでちょっと補足記事なんか書いてみたり。

 

でかなりくだらん事ばっかり書いてるのですが

かなり詰めて改造してた2005年9月あたりの記事をご参照下さい。

その中でも自分的に参考にして頂けそうな記事と言えば

サスを硬くする方法」以降「リアサス改造」まで

ですかね。

SuperFTCの巡航速度をあげるべく色々としたのですが

元々の成り立ちからして

高速巡航には構造的に向かない感じですね。

なのでやはり太いタイヤで

ちょっとの未舗装路も走れちゃう感じ

を維持するのが良いかと思います。

その点で色々とジレンマを感じてしまって

フレームをこれまたマイナーな

村山コーポレーションのMC-1に変更するに至りました。

そちらも色々と問題点を抱えたまま

自転車に乗る時間が無くなって

4年以上経過してしまっています。

今年はMC-1を安全に乗られるように手を入れて

息子と楽しめたらいいなあと思っております。

SuperFTCのフレームはまだ保存しております。

 

こんな記事でお役に立てるかどうか...。