デジカメの苦悩
DiMAGE7を使って初めて
(正確には、バッテリ問題が解決して、使いにくいAF/AEと決別したお陰で)
こんなに良くできたデジカメがあるんだと思い
それ以降、正直なところ食指が動くデジカメが無かった。
E-410も結局性に合わなかった。
あまり評価の高くないDiMAGE7の何が良かったか。
それは
1. ズームが手動だった → 煩わしくない
2. 見にくいがEVF搭載のライブビューだった
→ 1) 明るい場所でも液晶が見える
2) ファインダーの角度か変えられてローアングルも可
3) マニュアル露出だとファインダーに露出が反映されるので
一発で決めやすい
(AEだとモニタと撮れた画像に差がある)
4) フォーカス位置を十字キーで任意に設定できた
(9点なんてモンじゃなく画面上任意で)
5) リアルタイムヒストグラムで撮る前に黒ツブレや白トビが確認できる
6) 暗い場所でもモニタの光で回りに迷惑をかけない
7) ピント合わせ時に拡大表示が出来る
8) ファインダー視野率は100%だ
3. でかい図体だったけど、デジタル一眼よりは明らかに小さい。
といった点である。
それに対してE-410を使って気に入らなかった理由が
・光学ファインダーの倍率が低く広角でピント合わせが事実上無理
・ライブビューはヒストグラムと拡大表示が同時に出来ず
露出の操作も全て右手に集中していて操作が煩雑すぎて
撮るペースを乱される
・レリーズ半押しで光学ファインダーはAF・AEが動作
でもライブビューではAF・AEロックボタンでなきゃダメ
・ライブビューは動体にはタイムラグがあり過ぎで撮れない
・広角単焦点がなく、銀塩用レンズでも代用が効くものが少なくかつ大きく暗い
・交換レンズが純正以外少なく、かつ高い。
・せっかくボディが小さいのに交換レンズはほとんどデカイ。意味が無い。
E-420でコントラストAFが導入されてかなり改善されたとはいえ
根本的に性に合わないモノはどうしようもない事が良くわかった。
かといって高い上位機種はデカ過ぎ、高価で
買う気が起きない&買えない。
要はね、デジカメには光学ファインダーは要らないと思う。
過去のカメラを引きずり過ぎじゃない?
コンデジの姿がデジカメの姿だと。
フィルムカメラとは別物なんだし。
センサーに写る画像を見るのが一番いいに決まってる。
モニタの問題はあるけど。
DP1はかなりお気に入りではあるけれど
あくまでもコンデジであり、かつ、ある程度使いこなしが必要なモノ。
また換算値28mmは私的にはちょっと広い画角。
その意味ではDP2は非常に悩ましい存在。
いや、前振りが長かったが、DP2の話ではない。
とうとう出た。
待ちに待ったものが出た。
(昨日は機能してたブログパーツが表示しない。何でだろう)
E-P1の話ですよ。
オリンパスは明確に”OLYMPUS PEN E-P1”と銘打ってきた。
しかも17mm(35mm換算35mm)f2.8の単焦点を同時に。
グッときた。
デザインは...まあ参考出品だったものよりはいいかな?
トップカバーとボディの継ぎ目の位置がちと高過ぎな気が。
設計上しかたなかったのかな。
その狭いレンズの上に無理に”OLYMPUS”って入れなくても
横にオフセットすれば良かったんじゃないかと思うが。
なんか、顔がキューと中心に寄ってる感じがするなぁ。
EVFは無いようだなぁ。
これは9月と言われているパナのマイクロフォーサーズ機次第かな。
LUMIX G1はあまりのデザインの悪さと
思ったより大きかったサイズに食指が動かなかったんだが。
どうもあるらしいブラックモデルに貼革チューニングで
まあ好みの感じに仕上げる事は出来そうだ。
あとは操作性かな。
話は次に続く。