懲りない
最近土日も仕事してたのでストレスが溜まっていた。
で、前述のフジカハーフの失敗。
今日、やっと難産だった仕事が午前中で終わり
開放感と共にどうしても気持を抑えられず
電車にのって梅田の中古カメラ屋さんを廻りに...。
そう、ドナーを捜しにね。
いつも通りジャンクがいっぱいのお店に。
なんと!PEN-Wが置いてあるじゃないっすか!
とーぜん買える訳もない価格です。
実物を初めてみたのでしげしげと眺める。
フジカハーフのドナーも見当たらず、4000円超え。
もとが2500円だしなぁ。
あとはまぁ、期待もせずテキトーに廻る。
2店廻ったあと、そういえば、と以前ストラップを買った店に。
そこにPEN-FTも置いてあったし。
PEN-FTはカウンターの向こうに飾ってあるし
で、メボしいカメラがあったので
”ちょっと見せて欲しいんですけど”
ってオヤジさんに言ったら
”アカン、ちょっとみて買わん客が多いから見せてないんや
買う、ちゅうなら見せたるけど。こっちのFTはあかんで。
こいつはもう飾っとくもんやからな。撮れないとか言われても困るし。”
なにぃ!!見せないだと!!!
上等じゃねぇか、おっしゃ、まともなもんやったら買ったるやんけ!
見してみろっちゅ〜んじゃ。くそ。
と半分ケンカごしな気持ながらも
”わかりました、本気やから見せて下さい。”
とニコやかに言ってみた(弱気)。
で、結局買う事にしてしまいました。お金も無いくせに(弱気×2)。
で、更にその店で2時間近く話しこんでしまいました。
(暇やなぁ、オヤジさんも)
そこでわかったこと。
”買ってくれたからな、こっちも見せたるわ。”
とPEN-FTも見せてくれました。
お決まりのハーフミラー腐食でファインダーが多少汚い。
で結構安い。
なんであんな言い方したのかと思ったけれど、
そこのオヤジさん、ちゃんと試写までして状態を把握していました。
正直、他の店なら買う人が自分で見極めなきゃ駄目なところを
先に提示するようにしているみたいです。
Pen-FTの写真も見せてくれて、
”ピントが自分の思ったところにきてなかったし、
このファインダー(の腐食)だと見辛いくて無理”
で、ネガも見せてくれて
”露出が安定しないからちょっとなぁ”と。
そういってくれればいいのに。
気難しいオヤジさんながら、
ものすごくカメラ屋としての誇りと誠意を感じた。
正直、ここで買ってよかったと思った。
で、話のネタに取り出した”レンズ付きフイルム”が
最近なにげに探していたコニミノの”撮りっきりMiNi WaiWaiワイド”
だったので
お〜これ探してたヤツやんって騒いでたら
”どうせ期限切れでもらったヤツやからあげるよ”っておまけしてくれた!
嬉しすぎ。
そのほかいろいろとフイルム選びの誤解やら話をして
気に入ってしまった。そのお店。
ところで。
ケンカごしになった原因と、なってでも買う気になったモノ。
もうわかりますよねぇ。
状態よかった。
この状態でこの値段は正直安いと思った。
ほほほ。
純正キャップは無いけどね。
(ちゃんとぴったりのヨーグルトのキャップ、付けてくれました。)