11月の三連休に
もう1ヶ月以上前の話を今更で申し訳ない。
丁度その連休あたりが紅葉が綺麗な時期で
折角なのでお出かけして写真を撮っていたのではありますが
その為当然のようにカメラ屋さんにリバーサルの現像を出しに行きます。
ならば自然の成り行きでカメラ売り場もチェックする訳でして
プラカメの流れもあり、チェックのメインはジャンクカゴに集中...。
で...ちょっと書いた通り
三連休、三日連続カメラを手にしてしまった。
最近、ブログのネタ作りの為にカメラを買ってるんじゃないかとの
疑惑が浮上してくる位に手当たり次第GETしているような印象ではありますが
自分なりに有って無いような計画(?)に基づいての入手のつもり(????)。
一つは先日書いたAF-1superで、正直濡れピカAF-1が使いにくいからの調達。
これはいいとしてその次の日に購入したブツはコチラ。
ちょっと判りにくいかもしれませんが
KONICA AUTOREX P
というカメラ。コイツのバヨネットマウントは
その後コニカの一眼終焉まで続く基礎を作り
その名前から”Konica ARマウント”と称される。
PEN-Fマウントのアダプタを探していた時に
AUTOREXはもしかして自分的には万能カメラなのではないかと考え
オークションでも探したりしてたのですが
実際落札価格も一万円近くまで上昇したりして
アダプタの実勢価格を考えるとメリットが少ない、と
諦めた経緯があるもので、実際欲しかったモノ。
まさか近所のジャンクカゴで出会うとは...。
正直大きく重たい一眼ではあるが、コイツの最大の特徴はなんといってもコレ
写真手前の切替レバーでFULLサイズとHALFサイズとの切替ができ
写真奥のところにハーフサイズ用のマスクが出現。
ただ、先日来手にしていたプラカメのように
マスクが出てナンチャッテパノラマになるだけとは違い
この切替をすると、巻上げレバーのストローク前半が駆動しなくなり
きちんとハーフサイズの送りとなる。素晴らしい。
同時にファインダーに牙のような指標が出現
うっすら入ったラインでハーフの視野を示す。
ファインダーには多少ゴミがあるのだが、あえて分解はしないでおこう。
コイツの名前の” P ”は一応、” Professional ”の頭文字らしい。
AUTOREX自体は
公称 ”1965年12月世界初35㎜AE一眼レフ、オートレックス発売”
となっている通り(実際はロシア製が最初らしい)、AEカメラなのですが
プロはどうせ内蔵露出計は使わないだろうという前提の元の命名で
内蔵露出計が省かれ、完全機械式カメラとなっている。電池不要。
ホントのところは ” Poor ”な装備なんじゃないのかと疑ってしまいたくなる。
一緒に購入してきたレンズはコチラ
HEXANON 57mm 1:1.4 です。
一度手にして、E-410用に部品をとり去り
あまり使わないうちに、どうも気に入る事が出来なかったE-410を売った後
程なくして手放したモノと同じものがまた...。
実際装着された状態でカゴに入っていたので
もしや値札一つの価格かと思いきや
世の中そこまで甘くはなく別会計だったのですが
描写は判っているので迷う事なく購入。
レンズにはフィルターに直接値札を貼るという
カメラ屋ではあるまじき所行ではあるがフィルターなので我慢しよう。
****円だった。本体にも同じ値札が。
多少カビなのか、があったが問題無く清掃完了。
コイツのレンズをコレから増やしてしまわないか多少不安がありますが
(とある店で35mmF2.8が3000円で販売中をチェックしてる自分が居る...)
実際KONICAに目をつけたの最大の理由はそのフランジバック寸法にある。
なんと 40.5mm!
アダプターさえ ” あ・れ・ば ”、ほぼ全社の一眼レンズが装着出来るのではないか?
という妄想を抱かせる。実際コニカからは
エキザクタ、プラクチカ、ニコンのマウントアダプターが発売されて
非常に安価な定価なのですが実際は高値で取引されていてそうそう入手できない。
ただ、PEN-Fアダプタ程は人気がないようでプラクチカなら何とか入手出来そう。
コイツさえあれば、今あるお気に入りM42マウントレンズ達が使える。
また、フォーサーズにARレンズが着くという事は
その逆もまた(多少の改造は要るが)可能なんじゃないかと妄想妄想。
かつ一番気になる40mmのレンズで、銘玉40mm/1.8がある!
こいつをいづれGETしたい。
コイツを12月初めの京都撮影オフに持って行ったのですが
撮影中気になった事が。コチラ
判ります?
縦位置で撮影すると、ファインダーがブラックアウトしたままで戻ってこない。
要はミラーが、重力で下がるような仕様だという事。
初めは驚きました。壊れてるのかと。
でも、も一度水平に戻せば問題無いので気をつければ大丈夫。
ん?...てことは...フフフ。
ニコンのアダプタを入手するか改造自作すれば、どういう事かわかります?
あまり書くと入手出来なくなりそうでイヤなのですが
ミラーアップの機能なんて必要ないという事ですよねぇ。
フフフ。
ハーフで実現し得なかった超広角の世界に突入出来るという事。
資金が欲しい...。
ま、それは置いといて
コイツが欲しかった最大の理由は
M42のレンズ等を使うと、例えば24mmをハーフで使うと換算約35mm。
非常に使いやすいのでいいのですが
使っているうちに、このレンズ、フルサイズでも使いたい、と思いだす。
フォーサーズでもそう。
でボディ入手、持出し2台...重い、邪魔...
というのが解消されて
どうしても広角24mmで撮りたい、という場面で
FULLモードが活躍することなのだ。
これからiPhone露出計が活躍しそうだ。