血迷った。
で、前回の続きだ。
...おおよそ10年振りである。
時の流れが速いこのご時世
旧時代のモノを手に入れるなんてのは
タダの記念か収集でしかないとも思えるが
人間、どうしても忘れられない事があって
おおよそ過去に感じた事は増幅されて記憶していて
再び体験した場合は
大体が思ったほどではない事が多い。
今回はその典型になるであろう事例。
ばーん!
ドコモバを手放したクセに、今度はドコモバ2!
なんでやねん、とお思いでしょう。
ええ、私もです。
もうこれは収集癖と思われてもしかたがない。言い訳致しません。
私的にはコイツがPDAの始まりだったのです。
当時夜間に学校通いしていた私は
電車の中の時間を有効活用しないと
どうしても生活がこなせない事態に陥っていて
初めて手に入れたこのドコモバ2がとても使いやすく
思い出の機種となっておりました。
実際、2001年の正月だったかな?ソ○マップの抽選販売で
Jornada690が2001円なんてのに当たらなければ
そのまま使っていたモノです。
まあ立ってキーボード操作がし難い(大きいから)事と
性能が低いので写真が表示できないとかブラウジングが出来んとか
不満が多少はあったのでJornada当たったのがうれしかったのですが
結果、色々出来そうで出来ないWinCEに対する不満を
更に募らせる結果となりました。
で、10年経った今、もう通信環境は当時のものが全く無く
おおよそ使いモノにはならないとは解りつつ
当時の気に入ってたのが忘れられず
使い難さを確かめよう、という目的で購入。
使ってみたら、過去の幻想が打ち砕かれると思って。
ただ、ドコモバ(DOS)の経験上、環境はCFに構築したいし
(使う頻度からすぐ電池切れになるのは明白)
あわよくば無線LAN環境は構築したい。
なのでCFスロットは別で欲しい。
またPomeraともし使い分けるなら
液晶バックライトがないと用途分けが出来ない。
当然モノクロ乾電池駆動、となると
モバギでもR300かドコモバ2しかないんですよ。
ATOKが無いのが残念なのですが
当時も不満はあまり感じていなかったので、よしと。
なんかの拍子に手に入ればいいかな?と。
ただ。
モノクロ乾電池モバギはまだまだ需要があるらしく
こんな古い機種でも五千円は超える値段が付く。
そこまでかけるつもりはない。なにせ、確認したかっただけだから。
さんざん見送った後
オークションで「起動しない」ブツが安値で流れそうだったので
骨髄反射的に落札...本体のみ...。
モバギの起動しないのは特性を知らない場合が多いので
今回も予想通り、バッテリ全て抜き放置して半日
再投入でなんとか起動!
フフフ。してやったり。
バックライトも液晶も問題なく。ただゴム塗装がネチネチ。
アルコールでシコタマ拭いて
ロゴも全部取れちゃったが気にしない!
ああ、とにかく懐かしいこの画面。このキーボードの感触。
私にはDOSよりこのWinCEのドコモバの方が性に合ってる。
今となってはもうテキスト打ち以外の用途はないけれど
メールでいいから送れればいいんだけどなぁ。
AirStash使えばiPhoneにtxtファイル送れそうだけど
Pomeraあるからそこまでせんでもいいしなぁ。
使い方はおいおい考えていこう。
ま、ほぼ記念品みたいなもんだな。