いじりゃー RETURNS

以前はてなダイアリーで書いてたのですが出戻ってきました。

お伊勢参り3日目

泊まった旅館は神宮会館

中でも一番お手ごろな部屋に泊まったのだけれど

内容的にも十分。

早めに宿に着いたので早めの入浴。

温泉ではないけれど、時間的に早くて広い浴槽を独占。

晩ご飯も質・量とも十分満足出来るものだった。

さめのたれがうまい。

さて3日目。

神宮会館の売りは早朝参拝。

内宮には歩いていける距離なので

6時半に集合して、案内役の方を先頭に

説明を聞きながら内宮を参拝。

まつられている神様も説明してもらえて

何よりも早朝なので他の参拝客がほとんど居ない

とても静かないい雰囲気の伊勢神宮を味わえる。

厳かな感じはとてもよろしい。

 

Photo

 

これでほとんど内宮はまわれたので

宿に戻り朝食をとって猿田彦神社に向かう。

ここは全く違う建築様式。

 

Photo_2

 

裏手に田植えのお祭りをする田んぼがある。

何やら倭姫さんが来たときに

土地を献上したとのことだから

こちらの方が伊勢神宮が置かれる前から

地に根ざした活動をしていたってことになるのね。

御田植え祭をするのもなるほど。

ってことは本当に地元の方々には

猿田彦さんが神様なのね。

内宮の地ももしかして元々

猿田彦さんがまつってあったとしても

おかしくないような感じ。

なるほど。

しかし、なぜこっちに倭姫さんは

来なければならなかったのだろう事を考えると

西からきた勢力に大和が攻められる前に

移動してきたのだろうか。例えば仏教とか?

実際飛鳥に行くと飛鳥坐神社以外に

有力な神社が無かった。

何となく意味があるのかも。

もう少し北側にあるのは大神神社(出雲系)なので

出雲からの勢力?

また20年ごとの遷宮が始まったのは

建物を維持するにはいい考えだけど

もしかして伊勢に連れてきて鎮座した年代を

わざとぼかしてハクをつける一つの方法だったのかとか

色々と勘ぐって考えるのもなかなか楽しい。

”神話”の裏は色々ありそうだ。

その後内宮のその他の神社をまわり

おかげ横丁でもう一度赤福を頂き

伊勢うどんリベンジ。

観光案内所に話に来ていたおじさんに聞いた”中村”に。

...来て良かった。

やっぱり昨日納得いかなかった感覚は正しかったようで

柔らかい麺でもブヨブヨした感じではなく

とてもおいしい。つゆも醤油感がしっかりしている。

 

調子に乗ってその足で

初めて伊勢うどんの看板を掲げたというお店”ちとせ”に

こぎたない感じの店ではあるが

食べた結果...やっぱりおいしい。

中村とは甲乙つけ難い感じではあるが

好みの問題で私は”中村”がベストかな。

どちらにせよこの二店はおすすめですね。

諦めなくて良かった。

その後。

お伊勢さん125社のうちの外れにある

神社もまわってみたが

やはり外宮と内宮に比べると

結構地元に根ざした感じもあり

雰囲気の違いが面白い。

 

Photo_3

 

後は宇治山田に戻り、お土産を買込み

この日はGW谷間の平日だったので

高速上限1000円でもないので

色々考えた挙げ句、一般道で帰る事に。

途中伊賀上野で夕食をとった時間があるが

高速使って2時間半

一般道で3時間程度、という事が判った。

1000円じゃなければ伊勢程度なら地道でもいいかも。

 

また色々調べて

伊勢参り2度目に行きたいと思う。