平等院の参道とは川の対岸がキレイに整備されているのだが
参道と違い結構クルマの通りが多く、人の通りがイマイチな感じ。
その中に客引きをしてタダでお茶を振る舞ってくれるらしい処があったのだが
何となくそのあと何か買わずには離れ難い微妙な雰囲気になるのが嫌で
そのまま前を通り過ぎたのだが
”対鳳庵”でお茶を頂いた後
対鳳庵の横の市の施設でソコの案内があったので行ってみた。
”宇治茶道場 匠の館”というらしい。
抹茶とカブセ茶と玉露の三種類から選んで注文。
今回はカブセ茶と玉露で。
もうある程度頂いた途中なのですが
店員さんが(実はお茶の生産している方らしい)横についてくれて
(夜な感じではないですよ)
お茶のいれかたを手取り足取り教えてくれる。
これが....いい!!
40、50、60、70℃と段階的に温度を変えてお湯を注いでいき飲む。
これまで玉露って、なんか渋みと味の素のような旨味成分が
いまいちチグハグな気がして、あんまり美味しいと思った事が無かったのですが
40℃でいれた時の味は、本当においしかった。本当に。
で温度による味の違いを楽しんだ後、
中のお茶っ葉をすくって、なんとポン酢をかけて頂くと
おひたしのような味の中に旨味が入っていて美味しい!!
ご飯に混ぜて食べたりしてもいいんだそうです。
こんなお茶の頂き方、初めてです。
この道場、お茶の組合で運営しているそうで儲けは度外視しているようです。
このセットも500円。
隣で外国の方もご来店で、しかも英語で説明していらっしゃる。
すばらしい。
宇治に行った時には寄る価値は十分にあると思います。