いじりゃー RETURNS

以前はてなダイアリーで書いてたのですが出戻ってきました。

パナスポその3

3人で走ると結構まわってくるのが早い。2人が走り終えてもうまわってきた。
アナウンスによるとどうも今5位辺りを走っているらしい。そんなに上位?
マズイな。ペースを落としにくいけど、どうせ3時間持つわけないので
どっかで落とさなければならないけど、自分の番で抜かれたくはない。
ああ、このままカミナリが鳴ってレース中止でこの順位ならいいのに。
おそらくこのままジリジリ下がって10位くらいに入ればいいなぁ、なんて思いながら
とりあえず先行者を追い越すことばかり考える。少しずつ路面が濡れているだけでなく
走行ラインはネチョネチョになりだした。なるべくラインを外して草の上を通りながら
グリップを確保する。普通にこなしたつもりだが、小上りを乗車で頑張って上がったら
やはり消耗が激しい。歳には勝てない。その後のドロップオフで少し胃からモドってきた。
バイ。無理しないほうがよさそうだ。
3周目からは無理をしないようにした。このままだと一人10周位走ることになりそうなので
周りに囚われず自分のペースを守ることに徹した。確かにタイムは落ちてしまったが
稼ぐほうは残りの二人に任せよう、と言い聞かせながら走る。
アナウンスを聞いているとおよそ1時間が終了
やはりひとつ落として6位あたりを走ってるようだ。
ジリジリ下がるな。仕方ないわな、オジサンチームだもの。
しかしもっと下がっていくと思っていたので意外にしぶとく残ってるとも言えるな。
1時間半を過ぎた時点で実況のおねーさんが成績表を持ってチームをまわってくれていた。
その紙を見るとどうも6位のようだな。でもなんかもうひとつ順位を落としたような感じだな。
ただ3周目以降、自分のペースを確立できてきたので
同じくらいのペースで周回を重ねられている。
大体6分10〜30秒の間だな。トップチームの招待選手達は路面状況が悪くなっていくのに
どんどんタイムを縮めている。考えられない。ま、比較するのが間違いだな。
走れば走るほど体とマシンは泥だらけになっていく。前が見えなくなってきたので
マシンと共に体も洗ってみた。やっと前が見えるようにはなってきたが
また1周走ったら元の状態に戻るからあまり洗う意味がないかも。
淡々と周回を重ねていくと、ネチョネチョラインが増えていき、上がれていた坂も上がりにくくなり
更に押していても足とマシンをとられて上りが更に酷になっていったが
気温が低い為に、まだマシだった。